神との距離を縮める方法に二種。

一つめは、神が自分の方へ近づいてくれるのを待つこと。
二つめは、自分から神の許へと歩を進めること。

より堅実なのは、二つめの方法。

それ故に考える。

今の自分の行いは、
神に向かって歩んでいるのか?
現在地で止まっているのか?
それとも、神から遠ざかっているのか?
と。

怒らない、怨まない、憎まない、という生き方をした時よりも、
怒りを体験した後に、その怒りを超える…
恨みを体験した後に、その恨みを超える…
憎しみを体験した後に、その憎しみを超える…
という生き方をした時の方が、心は深く、静かだ。

笑えぬ日に笑うから尊い。
許せぬ人を許すから尊い。
拝めぬものに手を合わすから尊い。

夕餉(ゆうげ)の席。
同席する者同士が、それぞれの、その日の健闘を讃(たた)え合い、どんな一日であっても、必ず乾杯をする。
そんな場に、神の祝福は降り注ぐのだ。
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